暖簾/

のれん N-2911

アパレルの説明文などで「先染め」「後染め」と記載されてることがあります。
さてさて、これなんのこと?

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アパレル(服飾)の場合は縫製する前に色を染めている場合と
縫製してからザブンっとまるごと染めちゃう場合があります。
色を染める工程が<ミシン縫製>の前か後ということです。

でも業界によって少し意味が異なります。
生地屋さんや機屋さん、テキスタイル業界などでは、
糸を色染めしてから、布に織る(編む)工程が「先染め」「染織」と呼ばれ、
糸を織ってから布生地の状態で色を染めるものを「後染め」「染色」となります。

スタジオモフサもこのテキスタイル用語の「後染め」です。
その「後染め」にもいろいろ分かれているのですが、
友禅もシルクスクリーンも注染も基本的にこの「後染め」に含まれます。

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染色は先染でも後染でも「ムラなく均一に染める」が基本なのです。
基本から習得し、綺麗にグラデーションをつけたり、
複数の色で模様をつけたり、いろんなアレンジが発展していきます。

スタジオモフサお気に入りの墨染めシリーズは、
「松煙墨(しょうえんぼく)」という松の根を燃やした煤(スス)で染めるのですが、

この松煙墨は一般の染料に比べて粒子が不揃いなものなのです。
乳鉢でグリグリとよく練り練りしてから使うわけですが、
グリグリ具合でいろんな表情を持つ染液になります。

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そんな不揃いな墨液を刷毛で染めていくことで、
「墨は七色に光る」なんて言われる、不均一な墨色に染まります。

この不均一具合が、失敗すると「汚いむら、まだら」と感じてしまうし、
うまく染まると「深みのある色」と表裏一体、伸るか反るかの大博打みたいなところがあります。

こういう博打みたいなドキドキしながらコントロールしてゆく作業は
「先染め染織」には無い、「後染め染色」特有の面白さです。
もっとも納期が迫ると嫌なドキドキと、これまた表裏一体なのですが。。。

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そんな感じでひとつひとつ、ドキドキしながら製作している
こちらのN-2911シリーズはいわゆるテキスタイルデザイン的な大胆な総柄シリーズです。
ちょこっと図案がことなるN-2811シリーズと並べて設置するとドキドキ倍増ですよ!

  • 品番
    N-2911
  • サイズ
    約72x130cm
  • 素材
    手織り苧麻布 白次麻(白地やや厚め硬め)
  • 価格(税別)
    ¥23,000-
  • オンラインショップ ヤフー店

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