のれん N-0101
スタジオモフサでも初期からのデザインです。
直線だけで構成された図案ですが、ただの直線ではないのです。
N-0101
昔は直線1つ描くのにもカラス口の使い方から練習していたのですが、昨今では誰でもパソコンを使って簡単にモノが作れるようになりました。センスに自信があれば自分でデザインしてデータ入稿できる印刷屋さんにお願いすれば、けっこうなんでも出来る時代になりました。
N-0102
僕の作る暖簾には直線で構成された図案があります。でもその直線は定規で描いたような直線ではなく、刷毛で染めながら直線に色分けする方法で、いわゆるフリーハンドで描いています。良く見ると色の際の部分が細かく滲んでいます。この色の滲みのことを「色が走る」と言うのですが、まさに色によって足の速さが異なるのです。この色の走りをコントロールしつつ、ちょうど良い具合に走らせながら染めていくのが、ちょっとその辺の印刷屋さんではできない、当店のオススメどころです。
N-0103
N-0113
直線だけでシャッシャッと構成された図案だけど、柔らかさや手仕事感が残るデザインです。存在感はあるけど主張しすぎない名脇役という渋いヤツです。
真中に白い部分が多いので間口に使っても肝心の部分は透けにくいという、壁面にかけても良し、間口に良し、左右にロゴも入れやすい、ホントに便利な優等生なデザインの暖簾です。