のれん N-0701
神戸生まれの街っ子の私ですが、北陸金沢に住んでいる頃に初めて「待ちこがれる春」を実感し、学生時代に北海道で越冬した時とは違って家の中までの底冷えがこのシリーズを作らせてくれました。
N-0701
こちらもスタジオモフサの屋台骨であるファーストデザインのひとつ700番シリーズです。
ちょっと短めの長さ95cm。
N-0702
N-0707 麻双布
N-0708 麻双布
金沢市というところは住所表記に特徴があり、町名も古い時代のものが使われています。
鶯町という美観地区近くのある小さな古い家に引っ越した春、荷解きに疲れた僕は日当りの良い2階の窓際でお茶していたのです。ちょうど隣宅の庭に大きな桜の木があり新しい生活を妄想しながら1人お花見を楽しんでいるとホーホケキョキョ・・と何処からとも無く鶯の声です。なるほどそれで鶯町って町名な訳なのねと合点納得していた幸せな午後でした。