のれん N-1721
秋冬でも使えるような厚めの生地で染めている1700番です。
個人的には寒いのは苦手なのですが、寒い山梨で暮らすかぎりは冬も楽しみたいです。
N-1721
昨年の冬に、此処山梨では記録的な大雪になってしまいました。
新幹線で近頃ホットな金沢に暮らしている頃にも三八豪雪以来の大雪が積もったりする、
どうやら雪に好かれるみたいです。そんなことで「雪かき」が日課だったりするのですが、
この手間がかかるわりには後には残らない仕事が結構苦にならない性格です。
厚めの生地は染め屋としては手間がかかる面倒な仕事ですが、
やはり厚みから色の迫力が感じられます。
人の目というのはとても優秀で、表層だけでなく
複雑に絡む繊維の色や雪の下の小さな芽吹き、
見えていないようでもちゃんと心に読み取ってますね。
待ち遠しい春ですが冬も楽しみましょう。