暖簾/

のれん N-3201

蛸唐草は八本足の末広がり。多幸(タコ)多き年になりますように。

n3202

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タコで有名な明石のお隣、神戸育ちの僕は、井原西鶴の言う女性の好物では無いけれど、まぎれも無くタコは大好物。
ここ山梨県で暮らすようになって、ちょっとしたカルチャーショック。

ここ山梨では、お正月に「酢だこ」を食すというものがあります。
年末になると、透明バケツの様な入れ物に丸々一匹入った酢だこが売られています。
関東圏をはじめ、あたりまえの地域の方にとっては、
あたりまえな年末の風景ですが、とある番組では東日本の文化だとか。。

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よく陶器の模様では、白地に青い絵の具で描かれている唐草模様。
もともとはエジプト、メソポタミアに起源を持つ模様で、シルクロードから仏教とともに日本に伝来しました。
そこで昔の人達が、きっとタコが好きだったんでしょうね。大好物のタコの足に見立てて蛸足の唐草模様を、独自に進化させたものが始まりと言われており、「蛸唐草」なんて名前で呼ばれていたりもします。
古伊万里などにも良く描かれている文様ですが、染織品では登場することが少ないようで寂しいです。
大好きな文様のひとつなので、のれんに活かしてみたいと、大胆に図案化してみました。

「蛸唐草」は8本足の末広がりに繋がるということで、縁起の良い模様と重宝されて、様々な工芸品に描かれています。
緻密な模様が流行ったり間が空いたものが流行ったりと、時代とともに流行があるようです。もしお手持ちの器に蛸唐草があったら、あらためて観察してみてください。

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深緑でも染めてみようかと思っていたのですが、どうも風呂敷のイメージが、漫画にでてくる古典的な泥棒さんのイメージが強すぎて、藍で染めることにしました。陶器にある唐草模様とは色が反転しているので、なかなか迫力のある雰囲気になります。

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着物の世界では「金彩」と呼ばれる、金泥という顔料を使った染め方です。
友禅の技法でも模様の縁取りに金糊、金の粉が含まれた糊を使って、模様を金彩で縁取ったりします。
他にも金糸を使った刺繍などもあり、やはりキラキラするものに昔から女子は弱いようです。

金泥とは日本画などに使われる顔料で、金の粉を膠(ニカワ)で溶いたものです。
染料として使用する場合は、膠よりも呉汁、大豆を搾った汁や卵白等で定着させたりするのです。

こちらはドドーンと縁起よく景気の良い暖簾なので、玄関先になど設置して、
外から多幸(タコ)を呼び込んでくださいね。

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  • 品番
    N-3201 (琉球藍) / N-3202
  • サイズ
    約88x130cm
  • 素材
    苧麻 生平
  • 価格(税別)
    ¥25,000-
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