暖簾/

のれん N-4601 立涌紋

ここ山梨県は冬でも晴天の日が多く、染め物をするには良いところですが、放射冷却で明け方はものすごく冷え込みます。冷え込むと川の水温よりも気温が低いことから、川の上に湯気が涌くことがあります。

n4601

N-4601

川の水が沸騰している訳ではないので、湯気が「沸く」ではなく「涌く」と書いて良いのだと思います。
そういう寒い日ばかりではなく、雲や蒸気が「立ち涌く」様子から生まれてきたのが
「立涌文(たてわくもん)」と呼ばれる図案です。

寒さに弱い僕としては、うどん屋さんや豚まん(肉まん、中華まん)屋さんの湯気のほうがありがたいのですが、
古来、立涌文は吉祥の印とされていて、やんごとなき方々だけが使える図案だったりします。

n4610

N-4610 松煙墨

それでも、山登りなどしている時に出逢える景色の中では、やっぱり神々しいものを感じる様な情景ですね。
昔の匠達が、とてもシンプルに図案化された文様で、高貴な方々が愛されたことも納得です。

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  • 品番
    N-4601 / N-4610(松煙墨)
  • サイズ
    約90x150cm
  • 素材
    手織り苧麻布 白次麻(白地やや厚め硬め)
  • 価格
    ¥33,000-
  • オンラインショップ ヤフー店

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