のれん N-2101
単純な縦横組合せの構図ですが、こういうのがやはりシンプルで手染めの味がでます。
逆に言いますと腕が目立つ、ごまかしの効かない緊張する作品のひとつです。ぼかしのボカシ具合や色むらがきちんと出来てこそのシンプルイズベストです。
N-2101
サイズオーダーも承ります。
こちらはひとまわり大きめの115x170cmです。
透け感もありますが、真ん中が白いので良い具合の目隠しになります。
N-2102
N-2102
手染めの味というのは、「フリーハンドで描いた直線」を
イメージしていただけると解りやすいでしょうか。
道具を使って描けば簡単なのですが、
あえて滲んでしまうことを恐れながらもコントロールして染めていく緊張感が色に伝わって染まります。
ちょっと精神論的な表現になってしまい語彙のなさが恥ずかしいのですが、
こういう染めは慣れから油断して作業するとホントにしょうもない線になってしまいます。
初めて刷毛を手にした時のドキドキした気持ちをついつい忘れてしまうがちになります。
いつも初心の緊張感をピッと張りつめながら精進していかねばなりません。