のれん N-4421
富士山登山。「○○と煙は高いところに登る」なんて言いますが、実は山梨に暮らすようになってから3回登ってます。
N-4421
フジヤマミュージアムさんでお取扱いいただいている暖簾(のれん)N-4401,N-4402番の大人の事情ってヤツで、山梨県は富士吉田市にある富士急ハイランドのフジヤマミュージアムさんの限定品ということなのです。
そのN-4401,4402番のれんよりも少し柔らかい印象になる、ちょっと生地も薄めの夏らしい暖簾です。
石川県の金沢市から山梨県に引っ越してきたので、やっぱり富士山は登っておかないといけないだろうと、単身日帰りで須走口から登ったのが始まりでした。20代の頃に巣鴨のゴローで購入した軽登山靴をしっかりと履いて登っている僕の横を、ランニング姿のおじいちゃんが駆け上がり、山小屋の工事の方がツルハシを振り回している姿に、なんだか僕は重装備過ぎるんじゃないかな〜と少し気恥ずかしい気持ちになったのを覚えています。
(たまたま天候もよかったので幸い問題もありませんでしたが、登山の際には十分な準備をしてください。)
N-4432 梔子(クチナシ)
天然染料のクチナシで染めたN-4432番のれんです。
山梔子、梔、梔子と漢字表記は様々です。染色だけでなく漢方薬としても使われていて、多くの歌に唄われ、庭木にも使われる身近な植物です。みんな大好き、おせちに入っている「栗きんとん」の黄色はクチナシの色素で色付けられています。
下山してから温泉に入って帰路。朝から登ってきた富士山の色が、僕がいつも観ている富士山と異なりイロイロな色彩を持っているんだと、いろんな絵や写真を見て知ってはいましたけれど、あらためて多くの人が惹かれる姿なのかなと実感しました。