のれん N-4102
先週の大阪での「灯しびとの集い」に参加して以来、関西弁が抜けません。染める色もなんだか少し上方よりの色使いになってきました。
N-4102
もともと神戸生まれということもあり、
やや彩度の高い色使いが多かった学生時代でしたが、
基礎造形実習の成績的には配色構成力は最低評価でした。。。なんでやねん!
研修時代の北陸は石川県の金沢では、伝統的な街並の中に、
九谷焼で有名な加賀五彩(かがごさい)と呼ばれる、
伝統的な5色の顔料が上手く使われていたりします。
ここ山梨で関東圏(?)の落ち着いた
少し鈍い色使いが好みになってきました。
こちらの図案的には連続した円で構成されているのですが、
少し厚めの手織り麻地にバランスよく色を配合して配色しています。
年末年始とイベントが多い季節にも合うように、
金泥なども混ぜて色をさしています。
N-4151
一転変わって、アーバンライフに似合いそうな落ち着いた色使いバージョンです。
こちらは薄めの麻生平を使用しています。
柔らかめの地色に蝋防染と金泥を使って模様を染めています。
一般家庭でしたらこちらの方が使い易いかもしれませんね。